観光ガイドの日常を綴りました。実際のガイド活動をご覧ください。 


初めて体験する英語のガイド


  英語でガイドをして欲しいと、八幡観光協会にメールが入った。依頼は、オーストラリアから来られたアイルランド人のカルバートさんの奥様からであった。奥様は日本人ですが、ご主人は英語しか分らないとのことであった。新規英語ガイド事業は来年4月開始予定で、まだ、準備段階である。そこで、慣れないガイドなので、二名で対応した。

  122411時に観光情報ハウスで待ち合わせた。ご夫婦で来られると思っていたが、奥様は別件がありカルバートさんおひとりであった。

 事前にメールで希望をお聞きしていた。八幡宮に来られるのは2回目で、石清水八幡宮を中心により広くガイドして欲しいとのことであった。そこで、徒歩で、こもれびルートから八幡本殿へ登り、石清水社へ下るコースを提案し、出発した。

 航海記念塔は日本一大きい五輪塔、ケーブルの鉄橋の高さも日本一という話から八幡には日本一があるのですねと驚いておられた。また、ひきめの滝や竹藪林の中を通り抜ける自然豊かなコースを楽しんでおられた。

  こもれびコースを抜け、エジソン記念碑、宇宙桜、本殿、石清水社、大扉稲荷、高良神社、頓宮などそれぞれの説明に熱心に耳を傾けておられた。特に、大扉稲荷では、話題が宝くじや競馬の当たりの話になり、儲かれば、その配分をどうしようかなどと言って大いに盛り上がった。

  一の鳥居に着いたのは午後3時に近かった。走井餅屋にてぜんざいを食べながら、今日のガイドの内容を議論した。カルバートさんは、ガイド開始当初は二人ガイドがいいのではないか。一人では会話が持たなかったり、質問が理解できなかったり、説明も一人で全部やるのは大変だとの意見であった。また、新規英語のガイドをどのように宣伝するのかと聞かれたので、カルバートさんのSNSでお友達にお勧めくださいとお願いした。

 英語のガイドも回数をこなせば、慣れてくると思う。このような機会がこれからも増えればと思う。

                                                 (20170106SH)

写真 一の鳥居で記念撮影 


「重文友の会(名古屋市)」の皆さんを石清水八幡宮へ案内しました


 

  当日(9月28日)の参加者は50名、各地の神社・寺院の建物、仏像等を見て歩くという、文化財に造詣の深い人達の集まりでした。 あいにくの雨の中、3班に分かれてガイドを開始しました。

  石清水八幡宮の歴史、今年の2月に国宝に指定され来訪者が増えていること、また、国家鎮護の神、伊勢神宮に次ぐ第2の宗廟として、皇室の宗敬厚く歴代の天皇が行幸されていること、武運長久の神として歴史に名だたる多くの武将が訪れていること等をお話しながら境内を散策しました。

  とりわけ、来訪者が名古屋の方ということで、織田・豊臣・徳川家がそれぞれの時代に、八幡宮の社殿や廻廊の修復、再建に大きな役割を果たしたことや織田信長が黄金の樋を寄進した意図については興味深く聞いていただきました、さらに本殿・摂社を取り囲む信長塀が熱田神宮と比較して大規模なものであることに驚いておられました。

 その後展望台へ向かったのですが、再び激しい雨に見舞われ、絶景!を見ていただくこともかなわず早々とケーブル乗り場へ急ぎました。

  残念ながら雨にたたられた半日でしたが、帰りのケーブルの中で「豪雨の中の石清水八幡宮参拝として皆さんに思い出していただけるのでは…」とお話し、又の来訪をお願いしました。

  私もこのような悪天候の中でのガイドは初めてであり、あまり繰り返したくはないものですが、貴重な経験をさせていただきました。

                                                                    (20160928KM)

 


生きがい創造学園(八幡市):歴史への誘い講座のガイドをして


 平成28年7月21日、生きがい創造学園(八幡市)、「歴史への誘い講座」の参加者をガイド致しました。

 参加者は27名で、皆さんお元気で、歴史に興味をお持ちの方ばかりでした。まず、石清水八幡宮に参拝し、歴史や八幡造、黄金の雨樋、目貫きの猿を紹介した後、エジソン記念碑、展望台をガイドしました。その中で本殿と南総門が何故直線上に配置されていないのか?との質問があった。中々気が付かないところを指摘された。「本殿の神様に対して、参拝して帰る人々が背中やお尻を見せないためにある程度角度を付けて失礼のない様にしています」と答えた。なるほどと言う反応であった。注:地形の制約が理由との説もある。)

    また拝殿の蛙股裏の『葵の紋』、『信長塀の由来』、『おがたまの神木』には、こんな所にこんなものがと驚いた様子であった。さらに、山から下りて安居橋、高良社、頓宮、航海記念塔もガイド。暑い中、2時間半の楽しい交流が出来たことを感謝したい。                                                                                    2016074/NT