観光ガイドの日常を綴りました。実際のガイド活動をご覧ください。 


御園神社秋祭り「ずいき神輿」と「伊佐家住宅」を訪ねて

 

108日秋晴れの日、やわた観光ガイド協会主催の標記のツアーに21名が参加。ガイドと共に八幡市駅からバスで御園神社へ到着しました。提灯を先頭にした御一行を迎え、いよいよ祭りの開始。三笑、民俗芸能の天狗面の奉納や獅子舞など伝統に則った神事に参加。拍手で祭りムードが盛り上がります。老人会の方が2日間かけて30種類もの野菜で丁寧に飾った素晴らしい「ずいき神輿」。近づいてみれば今年の干支の酉は小豆で描かれていたり、白いミョウガで作られた鳥は屋根の上で舞っていました。

 その後堤防に上がり、木津川河川敷の浜茶や昨年完成した新しい流れ橋を見ながらの堤防ウオーキングは爽快でした。

 次に国の重要文化財の「伊佐家住宅」訪ねました。屋敷の回りに堀を巡らせた跡を見るところから始まり、往時を彷彿させる、1メートルを超える茅葺の屋根、土間の大かまど、赤壁など、280年前に建てられた江戸時代の庄屋屋敷を見学しました。

 継承される伝統文化、ウオーキング、重要文化財の見学など、見応えのあるコースで、昼に現地解散となり、その後も近くの四季彩館や流れ橋等楽しめる企画でした。

                                                                                                                                                                       20171020 YT

 写真 左:御園神社のずいき御輿  中:御園神社の獅子舞 右:伊佐家住宅


   ~石清水八幡宮本殿瑞垣のカマキリと祇園祭「蟷螂山」の縁を訪ねて~

  これは、標記のタイトルで、やわた観光ガイド協会・八幡市観光協会主催のツアーの報告です。

  7月13日8時40分受付を始めるころは通り雨が降りましたが、ツアーの始まる頃にはすっかり止んで梅雨明けがまだなのが嘘のようなお天気になりました。男山ケーブル乗り場で集合し会長のツアー概要の説明と挨拶。いざケーブルに乗ってスタートです。ケーブルからは雨上がりの木々の緑が生き生きと見え、これからのツアーを歓迎してくれている様でした。

  石清水八幡宮では昇殿参拝(しょうでんさんぱい)をして、神職の方から八幡宮や瑞垣のカマキリの説明やその他の特徴を聞きました。再びケーブルで下山し京阪、近鉄、地下鉄と乗り継ぎ四条烏丸へ。四条通りは鉾や山がたち、人出もたくさんの中を蟷螂山まで徒歩移動が大変でした。蟷螂山に着くとカマキリのからくりの左右の腕や羽の広がりの動作の確認中で、羽が広がると拍手がわきました。しばらくして「山舁(やまかき)初め」が始まり、山が動き出しました。ツアー参加者も「福」を頂こうと参加しました。西洞院(にしのとういん)通りを四条通りから蛸薬師(たこやくし)通りまでを往復しました。気温35度の炎天下の中お疲れ様でした。その後、蟷螂山の会所(かいしょ)に移動、会所の奥にはご祭神が祀(まつ)られてその横に先代のカマキリが置いてありました。左右の壁には巡行で使われる人間国宝の羽田登喜男さん製作の胴掛(どうかけ)が掛けてありました。冷房の効いた中で理事の方から蟷螂山についてのお話を聞き、帰りには厄除け粽(ちまき)を授与していただきました。

 今回のイベントは6か月の赤ちゃんから車椅子の方まで参加いただきましてありがとうございました。暑い中大変だったと思いますがいかがでしたでしょうか?石清水八幡宮と蟷螂山の縁の謎は解けましたか?

  30数年前蟷螂山のカマキリを作り直すとき石清水八幡宮の瑞垣(みずがき)の欄間(らんま)のカマキリをモデルにしたといわれています。南北朝時代(1336-1392)南朝の後村上天皇(ごむらかみてんのう)の臣下の四条隆資(しじょうたかすけ)以下300名が八幡の地で戦死した正平の役でその戦いぶりが中国の故事に出てくるカマキリを連想されるため、四條家の御所車に蟷螂を乗せて巡行したのが始まりです。たくさんの美術品を通して古(いにしえ)の人々が伝えてきたもの、その謂(いわれ)はこんな身近なところにあったんですね!

                                                                      (20170713 SH

写真 上段左:石清水八幡宮昇殿参拝後下山に向かう 中:石清水八幡宮 瑞垣欄間のカマキリ 上段右:蟷螂山(御所車の上の 

        カマキリに注目)

  下段左:蟷螂山内部(からくりを操作する所を見上げる 中:舁き初めに参加する人達 下段右:会所で説明を聞くツアー参加者


八幡再発見 八幡の碾茶と銘菓を味わい 「流れ橋と浜茶(日本遺産)」をめぐる

 (イベントを終わって)

 平成29年5月17日(水)「日本遺産」をキーワードに流れ橋と浜茶・碾茶製造工場見学。抹茶と八幡の銘菓「源氏巻」を食し、楽しんで頂く企画を実施致しました。参加者は18名にスタッフは4名でおもてなしを行いました。 

 行程は、流れ橋と浜茶の茶摘み風景の中を散策、流れ橋の歴史・平成28年3月再建後の流れ橋について説明。又偶然お会いした高井さん(前松花堂館長)から「浜茶」について解説をして頂きました。 

 次に、碾茶製造工場では、摘み立ての茶葉が碾茶となる製造工程を間近で見学、さらに水出し碾茶を頂き、そのおいしさに一同感嘆。(碾茶とは、抹茶の原料で茶摘み後に蒸し・高温乾燥し軸と茶葉に仕訳、この茶葉を石臼引きしたものが抹茶となる)。

 四季彩館では、松井宗陽先生(茶道裏千家助教授)による解説(宇治茶の歴史・茶道及び茶道具の歴史・おいしい抹茶の点て)を受けたのち、松井宗陽先生企画による八幡産抹茶「浜乃風」と他産メーカーの抹茶を各自が手前を行い飲み比べ、銘菓「源氏巻」を食し、幸せなひとときを演出して頂き、好評の内に終えることが出来ました。 

 今回の企画には、都々城茶生産組合員様、松井宗陽先生、八幡市の方々の協力を得て実施することが出来ました。主催者の一人として関係者の皆さんに御礼を申し上げます。                        (20170517、MN)

 左:浜茶の茶摘み風景を見学する  中:銘菓源氏まきと自分で点てたお抹茶 右:井宗陽先生のお話を聞く参加者

 


初めて体験する英語のガイド


  英語でガイドをして欲しいと、八幡観光協会にメールが入った。依頼は、オーストラリアから来られたアイルランド人のカルバートさんの奥様からであった。奥様は日本人ですが、ご主人は英語しか分らないとのことであった。新規英語ガイド事業は来年4月開始予定で、まだ、準備段階である。そこで、慣れないガイドなので、二名で対応した。

  122411時に観光情報ハウスで待ち合わせた。ご夫婦で来られると思っていたが、奥様は別件がありカルバートさんおひとりであった。

 事前にメールで希望をお聞きしていた。八幡宮に来られるのは2回目で、石清水八幡宮を中心により広くガイドして欲しいとのことであった。そこで、徒歩で、こもれびルートから八幡本殿へ登り、石清水社へ下るコースを提案し、出発した。

 航海記念塔は日本一大きい五輪塔、ケーブルの鉄橋の高さも日本一という話から八幡には日本一があるのですねと驚いておられた。また、ひきめの滝や竹藪林の中を通り抜ける自然豊かなコースを楽しんでおられた。

  こもれびコースを抜け、エジソン記念碑、宇宙桜、本殿、石清水社、大扉稲荷、高良神社、頓宮などそれぞれの説明に熱心に耳を傾けておられた。特に、大扉稲荷では、話題が宝くじや競馬の当たりの話になり、儲かれば、その配分をどうしようかなどと言って大いに盛り上がった。

  一の鳥居に着いたのは午後3時に近かった。走井餅屋にてぜんざいを食べながら、今日のガイドの内容を議論した。カルバートさんは、ガイド開始当初は二人ガイドがいいのではないか。一人では会話が持たなかったり、質問が理解できなかったり、説明も一人で全部やるのは大変だとの意見であった。また、新規英語のガイドをどのように宣伝するのかと聞かれたので、カルバートさんのSNSでお友達にお勧めくださいとお願いした。

 英語のガイドも回数をこなせば、慣れてくると思う。このような機会がこれからも増えればと思う。

                                                 (20170106SH)

写真 一の鳥居で記念撮影 


「重文友の会(名古屋市)」の皆さんを石清水八幡宮へ案内しました


 

  当日(9月28日)の参加者は50名、各地の神社・寺院の建物、仏像等を見て歩くという、文化財に造詣の深い人達の集まりでした。 あいにくの雨の中、3班に分かれてガイドを開始しました。

  石清水八幡宮の歴史、今年の2月に国宝に指定され来訪者が増えていること、また、国家鎮護の神、伊勢神宮に次ぐ第2の宗廟として、皇室の宗敬厚く歴代の天皇が行幸されていること、武運長久の神として歴史に名だたる多くの武将が訪れていること等をお話しながら境内を散策しました。

  とりわけ、来訪者が名古屋の方ということで、織田・豊臣・徳川家がそれぞれの時代に、八幡宮の社殿や廻廊の修復、再建に大きな役割を果たしたことや織田信長が黄金の樋を寄進した意図については興味深く聞いていただきました、さらに本殿・摂社を取り囲む信長塀が熱田神宮と比較して大規模なものであることに驚いておられました。

 その後展望台へ向かったのですが、再び激しい雨に見舞われ、絶景!を見ていただくこともかなわず早々とケーブル乗り場へ急ぎました。

  残念ながら雨にたたられた半日でしたが、帰りのケーブルの中で「豪雨の中の石清水八幡宮参拝として皆さんに思い出していただけるのでは…」とお話し、又の来訪をお願いしました。

  私もこのような悪天候の中でのガイドは初めてであり、あまり繰り返したくはないものですが、貴重な経験をさせていただきました。

                                                                    (20160928KM)

 


生きがい創造学園(八幡市):歴史への誘い講座のガイドをして


 平成28年7月21日、生きがい創造学園(八幡市)、「歴史への誘い講座」の参加者をガイド致しました。

 参加者は27名で、皆さんお元気で、歴史に興味をお持ちの方ばかりでした。まず、石清水八幡宮に参拝し、歴史や八幡造、黄金の雨樋、目貫きの猿を紹介した後、エジソン記念碑、展望台をガイドしました。その中で本殿と南総門が何故直線上に配置されていないのか?との質問があった。中々気が付かないところを指摘された。「本殿の神様に対して、参拝して帰る人々が背中やお尻を見せないためにある程度角度を付けて失礼のない様にしています」と答えた。なるほどと言う反応であった。注:地形の制約が理由との説もある。)

    また拝殿の蛙股裏の『葵の紋』、『信長塀の由来』、『おがたまの神木』には、こんな所にこんなものがと驚いた様子であった。さらに、山から下りて安居橋、高良社、頓宮、航海記念塔もガイド。暑い中、2時間半の楽しい交流が出来たことを感謝したい。                                                                                    2016074/NT